強者共が作業中。

本日の作業

草刈り機で刈っていくみなさん
↑草刈り機で刈っていく地元自治会の皆さん
頼もしいことこのうえないです。
オレンジの合羽くんが、うちの漆担当スタッフです。
漆の苗木
↑現在の漆の苗木。
こちらは一昨年植えたもので、ヤマハゼ(輪島出身)だということです。
日当たりのよいところの苗はすくすく育っていて、
葉っぱもたくさん茂ってます。
去年植えたものは、ヤマウルシ(茨城出身)。
こちらはまだ少々貧弱ですが、頑張って葉を出してくれています。
実はこの畑、カモシカが出て漆の芽を食べてしまうことがあるのだそうで
(「高岡にカモシカ!?」「漆食べてかぶれないの!?」とか
 いろんな!?が湧いてくるのですが、事実だそうです(-_-;))
地主O氏はじめ、地元の方に目配りいただき、
シカ防護のネットがけなど、いろいろなことを教えて頂きながら
漆苗木を育てようとしています。
今日も草むらからシマヘビ、カナヘビ、いろんな虫たち、
霜除けにひいた藁の下から蟻の巣等々、それはそれはもう
いろんな生き物に出会いました。
なんでも…タヌキも出るんだそうです。
O氏の奥様から、お土産に野蕗(当然草刈り機でいっきに刈られてます)と
野生のミツバを紙袋にいただいて、
雨の中とはいえ、自然に親しんだ(驚いた)地場産スタッフなのでした。

漆山 強者共の作業あと

本日の作業

今日は朝からしとしと雨降り…
しかし、です。
本日は草刈り日だったのです。
実は…市内某所に畑をお借りしまして、
一昨年、昨年と、漆の苗木育成を進めているのです。
台風も近いということで、昨日担当者が地主のO氏に作業決行を確認したところ
「雨の方が草刈りはいい!」と教えていただき
本日は、雨の中で作業。
雨で草の表面が濡れていると、草刈り機に絡まず
また花粉やホコリもたたないので、
確かに作業はスムーズ。
なんでもその道の方がおっしゃることは、確かなものです<(_ _)>
で、本日の草刈り前がこちら。
草刈作業前
9時ごろから作業をはじめ、約1時間半の作業後がこちら。
草刈り作業後
苗木から遠いところを草刈り機で刈り、
苗木周りは幹を傷つけないように鎌で刈っていきます。
地元自治会の皆さん、高岡の漆芸作家の方々、
富山大学芸術文化学部の小川先生のご協力で、すっかりきれいになりました。
ありがとうございました!!

ご挨拶。

その他いろいろ

財団法人高岡地域地場産業センターです。
とうとう(?)公式ブログを開設いたしました。
今後、当センターが扱う富山県内5つの伝統的工芸品、
高岡銅器、高岡漆器、井波彫刻、庄川挽物木地、越中和紙を中心に
伝統産業の情報、センターの行う体験教室やその他の事業などについて
お伝えしていきたいと思います。
よろしくお願いいたします!