伝統的工芸品

高岡駅の風鈴

高岡銅器


高岡駅の風鈴設置は、今年で18回目。
夏になるとすべてのホームに吊られ、涼しげな音色でお客さまを出迎えます。
私が物心つく頃にはもうやってたような…と
錯覚してしまうほど(サバよんだわけじゃなく…)馴染んでしまった
高岡の夏の風物詩。
高岡銅器組合の駒澤理事長によると、風鈴の数は200個。
もし高岡駅にいらっしゃることがあったら、
このいろんな風鈴を、見上げてご覧になっていただけたらと思います。

青の作り方。

伝統的工芸品

色彩心理学の実験では、青い色は赤い色よりも、体感温度として3度低く感じるのだとか……
青っていいですね

ちなみにガラスの青い色は、主成分に酸化コバルトや酸化銅を
混ぜることで発色させます。
陶器の色は釉薬で決まりますが、ガラス質なので理屈は同じ。
漆器の場合は透明の漆に顔料(天然だと瑠璃や岩群青ですね)を混ぜます。
布は染料成分を繊維に浸透させます。天然では藍やクサギが青い色。
これらは材料に何がしか発色性分を取り込んでいくものですが
銅器の場合はちょっとユニーク。
塩化アンモニウムの蒸気や液体で表面を軽く腐食させ、
緑青の膜を作ることで青い色を付けます。
一口に青と言っても、いろいろな作り方がありますね。

今日は井波へ

井波彫刻

本日も配達の続きに行ってきました。
庄川挽物木地、高岡漆器、高岡銅器の会長さん方には会えず、お託けのみなので
井波彫刻を見学するにははずせない、いなみ木彫りの里
井波彫刻総合会館のご紹介を。
七福神
木彫りの里の駐車場では、大きな木彫りの七福神がお出迎え。
製作見学のできる彫刻家さんの工房がいくつかと、数種類の木彫り体験のできる工房、
そのほか物産館や日帰り温泉施設もあるんです

(さらに…)

第15回富山県伝統工芸士展のお知らせ

伝統的工芸品

第15回富山県伝統工芸士展
平成23年8月5日(金)~7日(日)の3日間、
高岡地域地場産業センター2F大ホールにて、
富山県伝統工芸士会による「第15回富山県伝統工芸士展」が開催されます。

(さらに…)

五箇山にも行ってきました

越中和紙

八尾から国道472→471号線を使い、五箇山へ。
越中和紙伝統工芸士会会長で、悠久紙を漉いておられる宮本友信さんのところを
お尋ねしてきました。

(さらに…)

桂樹舎さんへ行ってきました

越中和紙

今日はいろいろ配達物がありまして、富山市役所さんを経由ののち
おわら風の盆で有名な富山市八尾の桂樹舎さんへ行ってきました。
桂樹舎

(さらに…)

鯛は鯛でも

高岡漆器

昨晩市内の某スーパーに買い出しに行きましたら
なかなかきれいな一尾鯛が残っておりまして
思い出したのが、これ。
鯛
↑見事な鯛でございましょ?

(さらに…)

いい音悪い音…

高岡銅器

実は…当センターでは、現在夏物企画を具体的に検討中です。
と言いますか、それ以前にですね、
高岡の夏と言えば、七夕!花火!風鈴!以上!!な訳です。
(いやすみません、あくまで個人的に
そう、それでもですね…
高岡といえば、やっぱり風鈴だと思うのです。

(さらに…)

第15回富山県伝統工芸士展、準備中です。

伝統的工芸品

昨日17日は、富山県の伝統工芸士会の役員会議がありました。
伝統工芸士というのは、ただ伝統的な工芸品を作る人ではなくて…
まず、伝統的工芸品って?
「伝統的工芸品産業の振興に関する法律(伝産法)」にのっとって作られるものです。
主要部分が手作りであることだけでなく、原材料や工程にいくつもの条件があります。
詳しくは、全国伝統的工芸品センターのHPへ。
で、工芸士って?
上記の伝統的工芸品の製造に携わる方のうち、一定の実務経験を持ち、さらに伝産法にのっとって行われる試験に合格した方のことです。試験合格後に登録、というかたちになっています。
こちらは、詳しくは日本伝統工芸士会のHPへ。
伝統的工芸品は、産業として「産地」を形成していることも条件になりますので、
各産地ごとに、工芸士会を組織しておられます。
富山県には、高岡銅器・高岡漆器・井波彫刻・越中和紙・庄川挽物木地の5つがあり、
この5つが連合した形になるのが、富山県伝統工芸士会です。
…ざっくりなご説明になりますが
県内の伝統工芸士さん皆さん(現在110名)が加盟する団体として活動しています。
さて本題。
この、富山県伝統工芸士会では、毎年夏に、「富山県伝統工芸士展」を開催しています。
各工芸品の展示のほか、工芸士さんたちの実演や、お子さんでもOKな体験教室も。
今年の会期は8月5日(金)~7日(日)。
現在展示内容や、体験教室の内容などを詰めに入っています。
今後またお知らせしていきますので、ぜひお運びくださいね