越中和紙
五箇山の冬。
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昨日17日、朝から五箇山→井波エリアで数か所を回らなくてはということになり…
朝9時発で五箇山へ。
積雪のない高岡から能越自動車道を南へ進み、
何やら周囲の田んぼが白い?と思いつつ、降りた福光ICの周りは真っ白。
それから五箇山方面へ上がっていくと…一面の雪
己の運転技術等々を鑑みできれば行きたくなかった冬の五箇山で
しっかり坂の雪にもはまり
五箇山和紙さんと悠久紙さんへ。
楮の刈り取り
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本日は、五箇山で「こうず蒸し体験」。
(五箇山では、楮(こうぞ)を「こうず」と呼びます)
資料用に必要な写真を撮りたくて、
ここぞとばかりちょっとだけ見学に行ってきました。
型染め?
越中和紙
「型染め」というと、何を思い出されるでしょう?
このブログを時々ご覧いただいている方や
富山の伝統工芸になじんだ方なら、
八尾の和紙、とおっしゃるかもしれません。
型染めとは、その名のとおり、「型」を使って布や紙を染める技法。
しかし、時々「ステンシル」なんて言葉も出てきます。
ステンシルも、型を使う技法…あれ?一緒?
と思いきや、この二つ、大きな違いが。
一般的に「型染め」と表現されるものは、
型の穴の開いたところに、防染糊を置きます。
穴の開いているところを染まらないようにするということは、
穴の部分が白く残るということ。
対して「ステンシル」は、型の穴の開いたところに色を載せます。
白く残るのは、型でガードされた方。
同じ型を使うものでも、実はまったく逆の作り方。
和紙や布をご覧になる際に、「これはどっちだ?」と思いながら
ご覧いただくのも良いかもしれません。
そして、「型」と言えば、型そのものが伝統工芸になった伊勢型紙。
今年東京→京都を巡回して話題になった「KATAGAMI Style」
現在三重県で会期中です。
有井P、東京カワイイTVに出る、の巻
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昨夜11時代からなんだかこのブログにアクセスが殺到???
検索ワードが気になり、東京はY2インターナショナルさんに久々にメール。
こちらはこの数年高岡や県内の伝統技術を使っていろいろなものをプロデュースしていただいたり
ギフトショーのコーディネートを担っていただいていた先。
2011年春のディスプレイ大賞も、このお二人の力があってこその結果だったのです。
業界内でも有井姉妹として知られ、プロデュースやコンサルティングを担うお姉さんの優雅さんと
デザインを担当する妹さんの優香さん、とってもチャーミングな姉妹お二人の会社です
今でもいろいろ気にかけていただいて、とってもお世話になっています。
そんなお二人が昨日出てしまったとおっしゃるのが…
なんと、なんと、かの、東京カワイイ★TV!
桂樹舎さんの、苗字封筒がピックアップされたようです。
五箇山へ。
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楮の雪晒し
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こうず蒸し体験のご案内
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11月13日、五箇山和紙こうず蒸し体験が開催されます。
「こうず」というのは、和紙の原料となる「こうぞ」のこと。
五箇山ではこうずと言うそうです。
実際にこうぞを蒸して繊維を柔らかくする体験ができる機会は
とっても珍しいもの
ぜひご参加いただけるといいなと思います。
和紙の里では【五箇山和紙まつり】
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