本日の作業
次の車輪が来るまでに
本日の作業
車輪の異動は前輪・後輪1対ずつ。
最初の搬入後、ちょっぴり時間がありました。
あと1対の積み込みを終え、一足先に一番街通さんの蔵からセンターへいらした
今回の修復の監修者、富山大学芸術文化学部の林教授。
確認中のところを、お邪魔しないように入口からこっそり。
「うちになったさくらんぼ、どうぞ」
と下さったのは、修理協会漆工部会長の宮下先生。
先生、これって私のおやつ?
「なんかに挿して飾っとかれ」
あ、そっちの方ですね
でも可愛い!すごく可愛いし、きれいな実がたくさんなってます!
ではさっそく飾ろう♪と、庭の野草グリーンと合わせて
花瓶に挿して、パンフレット置き場に飾らせていただきました。
え?銅器の花瓶じゃないのか?
いや、あの、それは売場のものでして…
※売場も現在富山のガラスフェア開催中でございます※
そんなこんなのうちに、第二陣到着。
こちらは後ろの工房へ入ります。
センター裏の細い駐車場を、ゆっくりゆっくり後進中…
静かな朝です
本日の作業
おはようございます。
今日はなんだか事務所が静か…
本日は既に、2名が外作業に出向いております。
御車山の一番街通さんの車輪修復の受け取りに。
まぁ受け取りと言っても、自動車のタイヤ交換のように
頑張れば一人でなんとかなるなんてレベルのものではなく
山大工さん指示のもと、地元の皆さん、修理協会の皆さんが何人もかかって
山蔵の山車から車輪を外し、大型車両に積み込んで、
当センターの修理工房へ搬入するという大変な作業です。
(↑以上伝聞ですみません)
なにせ、大きいし、重文だし…
想像するに、大変そうで、神経もピリピリ。
作業は午前中いっぱいかかるとのこと。
午後からまたご報告できるかと思います。
強者共が作業中。
本日の作業
↑草刈り機で刈っていく地元自治会の皆さん
頼もしいことこのうえないです。
オレンジの合羽くんが、うちの漆担当スタッフです。
↑現在の漆の苗木。
こちらは一昨年植えたもので、ヤマハゼ(輪島出身)だということです。
日当たりのよいところの苗はすくすく育っていて、
葉っぱもたくさん茂ってます。
去年植えたものは、ヤマウルシ(茨城出身)。
こちらはまだ少々貧弱ですが、頑張って葉を出してくれています。
実はこの畑、カモシカが出て漆の芽を食べてしまうことがあるのだそうで
(「高岡にカモシカ!?」「漆食べてかぶれないの!?」とか
いろんな!?が湧いてくるのですが、事実だそうです(-_-;))
地主O氏はじめ、地元の方に目配りいただき、
シカ防護のネットがけなど、いろいろなことを教えて頂きながら
漆苗木を育てようとしています。
今日も草むらからシマヘビ、カナヘビ、いろんな虫たち、
霜除けにひいた藁の下から蟻の巣等々、それはそれはもう
いろんな生き物に出会いました。
なんでも…タヌキも出るんだそうです。
O氏の奥様から、お土産に野蕗(当然草刈り機でいっきに刈られてます)と
野生のミツバを紙袋にいただいて、
雨の中とはいえ、自然に親しんだ(驚いた)地場産スタッフなのでした。
漆山 強者共の作業あと
本日の作業
今日は朝からしとしと雨降り…
しかし、です。
本日は草刈り日だったのです。
実は…市内某所に畑をお借りしまして、
一昨年、昨年と、漆の苗木育成を進めているのです。
台風も近いということで、昨日担当者が地主のO氏に作業決行を確認したところ
「雨の方が草刈りはいい!」と教えていただき
本日は、雨の中で作業。
雨で草の表面が濡れていると、草刈り機に絡まず
また花粉やホコリもたたないので、
確かに作業はスムーズ。
なんでもその道の方がおっしゃることは、確かなものです<(_ _)>
で、本日の草刈り前がこちら。
9時ごろから作業をはじめ、約1時間半の作業後がこちら。
苗木から遠いところを草刈り機で刈り、
苗木周りは幹を傷つけないように鎌で刈っていきます。
地元自治会の皆さん、高岡の漆芸作家の方々、
富山大学芸術文化学部の小川先生のご協力で、すっかりきれいになりました。
ありがとうございました!!