rooms27レポート・その3
その他いろいろ
いろいろ可愛く作られたrooms27・CRAFTERRACE TOYAMAブースのご紹介、後編です。
現在桂樹舎さんは、モダンな印象の「黒染め」を展開中。
いつもと同じ柄も、染め色を黒にするだけでなんだか違う雰囲気。
そんな渋いクッションを窓のように留めつけて(多くの方が目を留めていかれました)
周りにはいろいろな和紙をフラッグ状に!
フラッグはデザインをしてくださった今福さんのお手製でしたが、
どうも商品化のご要望もあったようです。
対してモメンタム・ファクトリーOriiさんの窓は、まぁるい時計。
昨年発表の、現在同社の時計の最新アイテムとなるこちらは
真鍮の生の色と、同社がアイテム展開する定番5色の色が
時計の地色と文字盤の部分で全て見られるユニークなスタイル。
塗料でなく作られる鮮やかな発色に、多くの人がのぞいて行かれました。
そして道具さんは、木にころんとした花器をたくさん合わせて、
まるで花が咲いているように。
しかしメイン商品であるはずのマネキンさんは、アパレル関係の方の多いroomsでは
普通に展示什器と思われてしまうことも多く
展示中もいろいろ試行錯誤しておられました。。。
そして地場産業エリア内には他にも県内の工芸品が。
Rin Crossingさんブースに、天野漆器さん。
日本のイイモノをたくさんご紹介しておられるRinさんですが
今回はブライダル寄せのコンセプトで、お引き出物などの好適品を揃えておられました。
それからお向かいのFIVE。
五箇山和紙の里の石本さんと、デザイナーのMINNAさんです。
皆さんはなんと、フランス・パリで開催された見本市「メゾン・エ・オブジェ」からの直行
若干時差ボケ気味とのことでしたが、なんともなんとも、お元気です。
3日間、お買付の方や新しい商品展開のご相談、取材等
いろいろなお話をお伺いすることができました。
富山の伝統的工芸品は、長く受け継がれてきた技術を活かしながら
新しい産業品と比較しても遜色のないモダンなデザインが魅力でもあります。
これからも、そんな富山の「ものづくり力」をいろいろご紹介していければと思います!