rooms27レポート・その2
伝統的工芸品
今回のrooms27・CRAFTERRACE TOYAMAは、主催者さんのプロデュースブース。
今福明花さんとおっしゃる担当デザイナーさんは、お若くてとっても美人さん
こんなにカワイイ富山工芸のブースは、いまだかつてなかったような気がします。
心なしか、出展企業の皆さんもお茶目ノリの今回。
背面にも商品がたくさん並ぶブースに仕上がっているため
背後が見えやすい立ち位置を模索中(?)の、
桂樹舎さん・高岡漆器さん・大寺幸八郎商店さん。
なんだか三兄妹にも見える図です。
こちらは織田幸銅器さんのエリアにあった、
高岡の夏のお土産物の定番・花水幸(の、鮎型・蟹型など)と、
小さな真鍮のペーパーウェイト。こちらも魚型。
窓わきの水槽から飛び出す感じで!という、これまでにない斬新なディスプレイ
大寺幸八郎商店さんのところは、定番のキュートなミニ鋳物が並んでいましたが…
屋根にはいくつもの猿手!群がってます
伝統的に鉄で作られている猿手ですが、こちらはこの春登場した真鍮の猿手。
鋳込んだ後いったん黒く着色し、手足の先と顔の部分を磨きだした
テナガザルバージョンなのです。
同じ型から生まれていますが、微妙な顔つきの変化があり、とってもチャーミング。
チャーミングと言えば、能作さんのエリアには、昨夏発表のUFO風鈴が窓の廂から下がり
その下にはなんと、「てのりごちさん。」がブランコに乗って!
会場の雰囲気に応じて素敵な展示方法を考えて来られる、
さすがの能作さんのウデを感じる可愛さでした。
それから、いつの間にか高岡漆器さんのJEWELリングバージョンが
大寺さんブースに出現。
妖精さんのような不思議な形のモリ&ポーはリングスタンドとしても使えると言うことで…
↑似合います
「カメだ」とか「人生を背負ってる(笑)」などとも言われつつ
妙にしっくりきています。
今年の春ピンブローチとして発表されたJEWELは、今回フリーサイズリングとカフスも登場。
いろいろ面白いご紹介方法が取られた今回でした。
さて、ご報告はまだまだ続きます。
次回はブース内紹介の後半編。