「平成24年度伝統工芸修理技術者養成事業成果展」が開催されています

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先週土曜16日から、高岡市の「文化とものづくりのまち活性化事業実行委員会」主催による
「平成24年度伝統工芸修理技術者養成事業」の成果展が1Fロビーで開催されています。
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成果展というよりも、この養成事業。
市内の若手・中堅の職人さんに
(伝統工芸士さんだったり、日本伝統工芸展の入選歴があったりと、それなりの方々です)
国内第一級の漆芸家さんの技術を学んでいただき
重文級の文化財修理も手掛けられるような、より高い技術を身に着けていただこうという事業でした。
講師を務められたのは、螺鈿の人間国宝でいらっしゃる北村昭斎さんをはじめ
輪島塗の惣田登志樹さん、山中塗の荒川文彦さん、
そして富大芸術文化学部教授の林暁先生。
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こちらが成果展の作品として使用された木胎。
ほとんど平板なお皿で縁がちょっと切り立っており、
底には高めの高台がついています。
商品になると、「盛器」と分類される形状ではないでしょうか。
これを見たうちの漆担当は一言・・・「塗りたくないです」と。
高台や縁の切り立ったものは、角のところに漆が溜まりやすく
塗るのが難しい!とのこと。
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受講者の皆さんの出来栄えは…やはりさすがの仕上がりです。
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ケースや磨いた漆器そのものに光が反射して写真ではあまりきちんとご紹介できないのですが
無地の漆塗の美しさを存分にご覧いただけるかと思います。
今月25日月曜日まで、どうぞお運びくださいませ。