「すずがみ」って何だ？…と言いますと、こんなもの↓です。

これを見るとさらに？？？？？とお思いになる方もあるかもしれませんが、
実はこちら、今年の当財団ギフトショーブースの一番人気。
「錫」を折り「紙」のように楽しめる、新感覚のメタルアイテムなのでございます。
上の写真はパッケージでして、この中には…

錫の板が入ってます。
純錫ですので、曲がります。
ほらほら↓　曲がってますでしょ？

そして、曲がるからには伸ばせます。
隣にある丸い棒は、オプション品ののし棒（ころ）。
これを当ててころがすと、またまっすぐに戻ります。
ほんとです。
これをきっかけにこのブログを動画対応にしようかと思うくらいの気分なのですが、
錫製の高岡メタルアイテムになじんでくださっている方なら、
「おぉ、今度は板まで曲がるのか!」ときっとお信じいただけることでしょう
このアイテム、これまでの錫雑貨類とどう違うかと言いますと、
(1)まず、鋳物ではない
　　製品として存在する錫の「板」を加工しています。
(2)板はただの板ではなくて、模様がついた板
　　その模様をどうやってつけたかと言うと…
　
　↑この、仏具のおりんと同じ技術を使っているのです。
「すずがみ」の製造メーカーは、シマタニ昇竜工房さん。
和風総本家や名匠の里紀行などでも取材を受けている、業界屈指の鍛金工房です。
日頃は真鍮の板を叩いておりんの形を作り、音を調律しておられますが、
それと同じく、錫の板に槌目をつけておられるのがこの商品。
槌に先に模様をつけておくことで柄をかえることができ、
今回このすずがみにも、あられ、さみだれ、かざはな、と
３種類の柄が揃っています。
そうそう、いろんな形に変えられる証拠に…

↑パンフレットもとってもおしゃれ♪（ちなみにデザインは県内のBlockDesignさん）
いろんな形でいろんな小物とマッチします。
立食パーティーの小皿にも。
結婚式の二次会で、自分で使ってお持ち帰り用プレゼントに…なんていかがでしょう？？
既に本館＆D.frontに入荷しております。
サンプルも置いてありますので、どうぞお試しになってみてくださいね！
※春のセットにも入っています～