漆の山にも冬が来る
本日の作業
5日のことですが…
高岡市福岡町某所にある漆圃場で、雪囲い作業を行いました。
↑こちらは雪囲い前。
すっかり葉っぱもなくなって、若干寒々しさが漂います
漆圃場の漆は、おととし、去年、そしてつい先月に植樹を行っており
大きさはさまざま。
大きなものはこうやって、3本のつっかえ棒をたて
雪でつぶれないように支えます。
高さは3mほどに育っていますが、樹液を掻くほどにはまだ育っておらず
ちょっぴり心もとない感じ。
山と農業はどんとお任せの圃場の地主さん・O氏によれば、来年からはこちらの雪囲いは
しなくて大丈夫かも、というお言葉です。
細いものはまずそばに支柱を立ててから
根元までしっかり藁でくるみ…
しっかり結んでおきます。
若い苗木の補強と保温を兼ねています。
春になったらこれを解いて、一冬耐えた藁は根元に撒き、堆肥にしています。
藁の中はこんな感じ。
緑色の支柱の右側、ちょうど画像真ん中あたりの暗い部分に
苗木てっぺんの芽が…
そして漆圃場は本格的な冬を迎えます。
事務所のある高岡北部よりも、雪の量はやや多め。
春まで耐えて、来年また育ってくれるといいなと思います。