先月行われた第46回全国漆器展において
伝統工芸高岡漆器協同組合が
団体賞「内閣総理大臣賞」を受賞しました～

個人賞「(株)商工中金社長賞」を受賞された
上野和成さんの「紐の大丸盆」をはじめ、
出展作品の一部と、賞状、そして大きな賞杯(!)を
現在高岡地域地場産業センター１F展示場で
展示しております。
素敵な作品もさることながら、初回から使われているこの大きな賞杯、
裏側に歴代の受賞組合さんのお名前が金文字で記されていて
こちらもまた、見応え十分、迫力も十分
上野さんの「紐の大丸盆」（↑写真中央下）は
紐をぐるぐると巻いて形作った力作。
この製法(巻胎もしくは紐胎と言われるものです）の作品は
どうしても重くなってしまうようですが、
こちらの作品は驚くほど軽く、陶器のような重厚なデザインと共に
その「軽く作る技法」に対しても、高い評価がなされたようです。
そのほかの作品も、全て今年の新作ばかり。
漆の魅力を活かした、素敵な作品が揃っています。
せっかくの機会ですので、ぜひご覧になっていただけたらと思います。