高岡漆器コーナー【第15回富山県伝統工芸士展終了】
伝統的工芸品
例年、作品も体験教室も大人気の高岡漆器。
全国に数ある漆器産地の中ではそう大きな産地ではありませんが
青貝塗・彫刻塗・勇助塗の三本柱による高岡の漆器は
デザイン、技術、そして職人さんたちのサービス精神も含め、
根強い人気を持っています。
作品の後ろには、美しい青貝塗(螺鈿)をアップにした、高岡漆器のポスターが。
そしてもう一枚、彫刻塗の鯛がどーんと映ったポスターと
今回出展いただいた作品たち。
そして二つのブースの間には、青貝塗の工程パネルと
もりだくさんの資料を置いた実演コーナー。
テーブルの上には、原料貝がまるのまま置かれていました。
※著作権上、個別出展作品のデザインがしっかりとは映らない程度のサイズに留めておりますのでご了承ください※
さて、体験コーナーの方は…
お盆サイズの紙に下図を描き、薄い貝を縫い針で切って、
膠(にかわ:写真右下の瓶に入ってます)を使ってお盆に貼っていきます。
こちらのお嬢さんは、花火のデザインを製作中。細か~い
丸い玉などは、職人さんたちが普段使っている型を使って
打ち抜いてくれました。
こちらは、市内からいらした中学1年のお嬢さんとお母さん。
出来上がりを記念に撮らせていただきました。
後ろは当日指導をしておられた、伝統工芸士の武蔵川義則さん。
お嬢さんはものづくり・デザイン科では彫刻塗を体験したので、
青貝塗にも挑戦したかったのだとのこと。
お母さんは?と伺うと、実はお母さんも、昔授業で
なんと彫刻塗のオルゴールを作ったご記憶が。
(いいなぁオルゴールと、ちょっぴり羨ましそうなお嬢さん)
青貝塗は細かいところを切るのが難しかったけど、ちゃんと切れたそうで
またやってみたいとのご感想をいただきました。
ぜひぜひ、またいらしてくださいね