漆畑の里山的魅力 その2
その他いろいろ
漆圃場には、何本か育ちの悪い木があり、
そんな子はてっぺんから葉も出さず、
芽のようなものもつけず、悲しい状態なのですが
そのうちの1本の上の方が緑色。
もしや?と思いよくよく見ると、黄緑色の小さなバッタ。
写真も採り損ねたし…と思っていると、今度は別の木に
…ん?(写真ボケててごめんなさい。わざとじゃないんです)
この正体は…
こちら↑黄緑色の背中のクモ。きれいな保護色ですね。
こんなクモも。(攻撃的でない虫はたいして怖くないブログ担当)
畑内の水路にかかっている橋に留まっていたトンボ。
こちらはプロポーズ間近(?)な感じのカマキリ2匹。
これもきれいに撮れればよかった…
しばらくギャラリー多数で見守っていたところ、
だんだん距離が縮まっていきました。
修理協会漆工部会長の宮下先生が発見された、モリアオガエルの卵。
まだ入っているみたい。
下の水路にはまぁるいおたまじゃくしもいたのですが、
暗いのと、草の葉の陰にすぐひっこんでいってしまうので、写真は断念。
近くに孵ってしまった卵が2つあり、ちょっと葉をめくってみました。
黒っぽくなっている穴のところから出て、水辺に入るようです。
遠くであまり聞いたことのない蛙の声がしましたが、それは何だったのでしょう。
そのほか、蟻に連れて行かれる小さな弱った蛾、
クモの巣にかかった小さな虫、気が付いたら体にくっついているテントウムシ等々
いろんな生き物を見た本日の草刈り作業でした。
そして人が減っていくと、多分また様子を伺いに出てきたハチ…
ただこれだけの生き物が出てくるということは、
やっぱり豊かな良いところに畑をお借りさせていただいている証拠なんだな、と
ありがたい気持ちになりました。