桂樹舎さんへ行ってきました
越中和紙
今日はいろいろ配達物がありまして、富山市役所さんを経由ののち
おわら風の盆で有名な富山市八尾の桂樹舎さんへ行ってきました。
桂樹舎さんは井田川のほとりにあって、とっても素敵なたたずまい。
古民家風というか、昔の学校のような雰囲気…
ではなくて、ほんとに昔は学校だった建物なんだそうです。
八尾の山間にあった学校を移築されてお使いなのですが
今では中は資料室あり、展示室あり、喫茶室あり、売店ありの盛りだくさん
そして、桂樹舎さんと言えば…私の中では入口付近のこれ。
パピルスでーす!
この生パピルスに限らず、桂樹舎さんでは、
日本だけではなくて、海外の紙の歴史的な資料も見ることができます。
越中和紙は八尾・五箇山・蛭谷の3つの産地からなっていますが、
それぞれ特徴が際立っています。
八尾和紙の特徴は、色彩豊かな染め紙。
いろんなグッズが出ていますが、八尾らしい風の盆人形はこちらからご覧ください。
そのほか今日気になったのは…喫茶室パピルスの、川に向かった窓際に
こんな素敵な切絵を発見しました
一部をアップにすると、まるでステンドグラスのような。
繊細な形のオモダカの葉の周りを、細いシルエットの妖精さんが踊っているようです。
障子紙の双方から貼りつけてあり、光を受けて美しい色が透けて見えます。
八尾の坂のまちアートに例年出展しておられる、
切り絵作家・丘まち子さんの作品だそうです。
障子は1枚だけではないので、ぜひ全面ご覧になっていただきたい作品でした